沖縄の風景(その4)
 [ 首里城・今帰仁城跡 ]
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今回訪れた「首里城跡」及び「今帰仁城跡」(なきじんじょうあと)は、2000年に登録された世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の中のひとつです。

15世紀初めから450年以上にわたり中国をはじめ、日本や朝鮮、東南アジア諸国との外交・交易を通じ、独自の文化や芸能を華開かせてきた海洋国家「琉球王国」
「首里城」は、王国の政治、経済、文化の中心であり、琉球全体に広がる信仰の拠点でもありました。

左の写真は首里城の中心となる建物「正殿」
首里城の正門「歓会門」
中国や日本の影響を受けながら、琉球独得の建築様式によって建てられた首里城は、沖縄戦により焼失したが、逐次、復元され、現在も「首里城公園」として整備が続けられています。
奉神門
「鎖之間庭園」(さすのまていえん)
琉球石灰岩の間に松と蘇鉄を配した庭園
華麗な装飾が施された正殿の内部
国王が座る王座「御差床」(うさすか)が置かれ、国王の象徴である一対の龍が守っている。


なお、世界遺産として登録されているのは、「首里城跡」であり、復元された建物や城壁は世界遺産ではありません。
次は、沖縄本島の北部にある「今帰仁城跡」(なきじんじょうあと)
何時頃、誰によって築かれたものか不明なところが多いようですが、13世紀頃には城造りが始まったと言われています。

彼方に海を望む山の上に雄大な城壁が残されています。
城の入口「平郎門」
小さな石を積重ねた城壁の一部、
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[H20.12.03-06]
「今帰仁城跡」には緑に囲まれた城壁のほかには何もありません。
そこに存在したであろう繁栄した時代の姿を、思い思いに想像することができ、かえって楽しいかもしれません。
[終]
「首里城」のホームページ
http://oki-park.jp/shurijo-park/
「今帰仁村歴史文化センター」のホームページ
  
http://rekibun.jp/
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