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奈 良 の 風 景
[平城宮跡・「ならまち」散策](1)

平城京歴史館と原寸大に復原された遣唐使船
  
  全長 30m  全幅 9.6m
  排水量   300トン  
  積載荷重 150トン

磁石も海図もなく、星や太陽を手がかりに唐を目指す命がけの航海でした。
当時の人々の国づくりにかけた情熱と勇気に感動しました。

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宮殿回廊の飾り物

「平城遷都1300年祭」で賑わう奈良を訪れました。

西暦710年、藤原京から平城京に都が移されてから1300年の節目を記念して、約1年間にわたって行われるビッグイベントです。

遷都に際し建てられた大極殿(第1次)が、8年の歳月をかけて、その同じ場所に復原されました。

大極殿は、天皇の即位式や外国使節との面会など、国のもっとも重要な儀式のために使われていました。


正面から見た第1次大極殿
正面約44m、高さ約27m、直径70cmの朱色の柱44本が並ぶ壮大な建物です。

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奈良町資料館で見かけた古い看板


修学旅行の生徒や観光客で賑わう繁華街のすぐ近くに、このような懐かしい家並みが続く町があるのも奈良らしいところでしょうか。

[H22.10.12]
[H22.10.14]

軒につるされた災い除けのお守り「身代り申」と庚申信仰の中心地「庚申堂」

江戸時代の末期から明治時代にかけての町屋の面影を今に伝える「ならまち」を散策しました。


左は、伝統的な町家を再現した「ならまち格子の家」

約300年前に建てられた、ならまちの商家(国指定重要文化財) 

「ならまち格子の家」の吹き抜けになっている台所と中庭

石や木でできていますが、現代の錨とほぼ同じ形です
舵と舵柄、舵は昇降が可能です
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遣唐使船は帆船ですが、風がないときは漕ぎ手が艪棚(ろだな)に座り艪(ろ)を漕いでいたようです。

舷側に張り出した艪棚、この上で漕いだようです。

平城宮の正門である朱雀門・真北約800mに大極殿があります。

大極殿の中央に天皇が座られる高御座(たかみくら)が復原されています。

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