空港の風景
[羽田第2ターミナル]
平成16年12月に新設された「羽田第2旅客ターミナルビル」をご紹介します。
ここは、主にANAグループが使用しています。
第2ターミナルビルは、「海」をモチーフに造られているようです。アートディレクターをつとめた日本画家の千住博さんの作品が飾られています。
館内の入口にあたる所が、5階までの吹き抜けの空間になっています。
上部の空間に飾られているのが、左の写真の「滝のオーロラ」です。
この吹き抜けの空間には、海と言うよりは宇宙のイメージを感じました。
昔のSF映画に出てくるような宇宙船や宇宙船の基地のような感じです。
外から見た建物全体の形はわかりませんが、内部は近代的で素晴らしい建物です。
これが空港?と言う感じで、少し凝りすぎの感もあります。もっとシンプルでもよいのでは。
上の写真、窓の外に見えるアーチの向う側が「第1旅客ターミナルビル」です。
上の写真は、エスカレーターの裏側です。
右の写真は、2階の出発ロビーです。自動チェックイン機などの端末が増えているのが目立ちました。チケットレス化も進んでおり、携帯電話一つあれば用が足せる時代になりつつあります。
いずれも出発ロビー(2階)、左の写真の向う側は、出発カウンター、待合室です。
壁に大きな写真(?)を飾った空間がありましたが、何に使うのでしょうか?
もう一つの千住作品は、吹き抜けの最上部に描かれた巨大な天井画「銀河」です。中央部に銀河が、周りは東京明治神宮の森のイメージです。
千住氏の作品は、その他にもいくつかあるようですが、「滝のオーロラ」と「銀河」に目を奪われて写すのを忘れました。
旅行者にとって大切な空港の使い勝手については、今回はわかりませんでした。
空港の風景としてご覧ください。
(H17.06.16)
ロケットのようなエレベーターが2機あります。地下には電車のホーム、3階から5階にはレストランなどがあります。滑走路が見える展望デッキは5階にあります。