沖縄の風景(その2)
[ 西 表 島 ]
石垣港から高速船で約40分、西表島の大原港に着きます。
沖縄県では本島に次ぐ第2の大きな島です。
島全体が亜熱帯のジャングルに覆われ、仲間川をはじめ大小40以上の川があり、その河口から10kmあたりまで汽水域で、マングローブが生い茂っています。
天然記念物の「イリオモテヤマネコ」をはじめ珍しい動物が生息する自然の宝庫です。
仲間川を遊覧ボートで上流8km程度までさかのぼり、その自然の一端を垣間見ることができました。
右の写真は、仲間川と仲間橋、この橋をくぐって上流に向かいます。
このあたりは河口に近いところですが、かなり大きな川です。
下の写真は、仲間川の遊覧ボート
操縦兼案内人がボートを巧みに操りながら、見所に船を近づけて説明してくれます。
左の写真は、上流で見た「サキシマスオウ」の木、板根といわれる巨大な根が特徴です。
上は、西表大原郵便局、本物の「イリオモテヤマネコ」を見ることはできませんので、イミテーションをどうぞ。
西表島大原港の風景
真っ青な空に赤い屋根瓦が映えます。
島を廻る高速船は、強い風波をものともせずに疾走します。
風を感じながらのんびりと島巡りと思っていましたが、とんでもない勘違いでした。
25ノット以上の高速で波の中を突っ走って行きます。
巧みな操船で動揺はほとんど感じませんでした。
上の写真は、すれ違った島周りの高速船
右は、大原港に停泊する高速船、
石垣港から大原港までの航行中、風上側の船室の窓は常に波をかぶる海上模様でした。
[H18.12.22]