横須賀の風景
[ 桜と富士・走水水源池 ]
満開の桜が、気持ちの良い澄み切った青空に咲き誇っています。
この日(4月1日)は、最近稀に見る快晴の一日でした。
好天に誘われて、走水水源池へ出かけてみました。
東京湾に面した「走水水源池」は、横須賀水道発祥の地です。
明治9年、横須賀造船所のためにフランス人技術者ヴェルニーが築造したものです。
毎年、桜の季節には一般公開され、市民の憩いの場となっています。
明治41年、横須賀市が一部払い下げを受け、市内に給水を開始したのが横須賀市営水道の始まりです。
この水源は関東大震災の時にも枯れることなく、今なお1日1,000m3の供給能力を持っています。
今年が給水開始して100周年になります。
あまりにも空が綺麗で、上ばかり見ていました。
遥か横浜のベイブリッジやランドマークタワーなども見えました。
上の写真、雪の残る山並みは丹沢山塊です。
この日は、水源池入口付近から見事な富士山が望めました。
海沿いの道路は、前方が横須賀市内へ、手前方向は観音埼に通じています。
歩いているのは花見の人々です。
高潮対策の親水護岸が遊歩道になっています。
カナリーヤシ(フェニックス)の並木道は、通称「フェニックス・ロード」と呼ばれ横須賀の新しい名所になっています。
フェニックスの下に植えられている「アイスプランツ」の花
走水の海岸から、純白の富士山と行き交う船を見ながら満開の桜を楽しみました。
東京湾を望む海沿いにあり、横須賀市街地から房総半島、天気に恵まれれば富士山も望めるなかなかの景勝地です。
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[H20.04.01}