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“守る!この海と未来”
[2009 自衛隊観艦式 (その1)]
海上自衛隊の3年に1度の大イベント、観艦式が相模湾において行なわれました。
10月21日に行なわれた観艦式(予行)を、新鋭護衛艦「さざなみ」に乗艦して見学することができました。
素晴らしい晴天の下、海上自衛隊の艦艇、航空機が繰り広げる一大ページェントを楽しんできました。
観閲官の乗艦した観閲部隊と受閲部隊が反航(すれ違う)形で行なわれます。
左側は、観閲部隊の先導艦「いなずま」と観閲艦「くらま」、随伴艦「こんごう」「あぶくま」です。
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観閲艦「くらま」
自衛隊の最高指揮官である総理大臣が観閲官として部隊の威容を観閲します。
今回は予行のため総理大臣は乗艦しておりませんが、25日の本番では菅直人副総理が観閲したようです。
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前を行く「ひゅうが」と整列した「さざなみ」乗員
後に続く「ゆうばり」「ゆうべつ」
今年3月に就役したばかりのヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」は、今年の観艦式の目玉です。
「さざなみ」の前を行く「ひゅうが」の飛行甲板に登舷礼のため乗員が整列しています。
(登舷礼とは、海軍礼式の一。乗組員全員を上甲板の両舷に整列させて、船外の相手に敬意を表すもの。登舷礼式。)
受閲艦艇部隊の旗艦を努めたイージス護衛艦「あしがら」
今年初登場の新鋭潜水艦「そうりゅう」
「ひゅうが」とともに、本年3月に就役した新鋭艦です。
外見上の特徴は、船尾の舵がX型になっていることです。
従来の潜水艦の舵は、十字舵です。水中の運動性能が向上するようです。
それとセイルの前方下部が曲線になっています。
最大の特徴は、海自潜水艦では始めてのスターリングエンジンを使用したAIP(Air
Independent Propulsion)システムを搭載していることです。
これにより連続潜航時間を大幅に延長することができます。
参加した航空機を幾つかご紹介します。
海自の哨戒ヘリコプター「SH−60J」
救難ヘリコプター「UH−60L」
海上自衛隊の掃海・輸送ヘリコプター 「MH−53E」
陸上自衛隊の輸送ヘリコプター「CH−47J」
海上自衛隊の哨戒機「P−3C」
航空自衛隊の輸送機「C−130H」
海上自衛隊の救難飛行艇「US−1A」(左)「US−2」(右)
ミサイル艇「くまたか」
基準排水量 200t
全長 50m
速力 44kt(約80km/h)
ウォータージェット推進
輸送用エアクッション艇(LCAC)
排水量 85t
全長 24m
速力 40kt(約70km/h)
反航する観閲部隊と観閲付属部隊
この日は、少し靄がかかっていましたが、風もなく絶好の観艦式日和、青空と白い雲が印象的でした。
[H21.10.21]