小 笠 原 の 風 景
[ 世界自然遺産の島:父 島
(1) ]

兄島瀬戸に面した宮之浜海岸
正面は兄島

島の生活は、週1便の「おがさわら丸」に支えられています。

東京港竹芝桟橋から約25時間半の船旅が楽しめます。

今回は、年に一度(2便)の久里浜港への寄港を利用しました。

二見港内、青燈台

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「おがさわら丸」
  総トン数  6,700トン
  全  長  131m
  航海速力 22.5ノット
  定  員  769名

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父島から南へ約50Km離れた母島を結ぶ「ははじま丸」
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宮之浜には、戦時中
海上特攻艇「震洋」の基地がありました。
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旭平展望台からの眺望

父島の北側に位置する「兄島」、間の兄島瀬戸は潮の流れが速く、12Ktになるとか。

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二見湾、正面が湾の入口です。

手前が境浦海岸、戦時中に魚雷攻撃を受け座礁したた輸送船「濱江丸」の残骸が見えます。

二見港は右手奥になります。

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丁度、梅雨の季節であり、晴れたり曇ったり、雨が降ったりと変化に富んだ毎日でした。

島内随一の景勝地、三日月山展望台からの景観、
島影は、父島の北西に位置する「西島」
あいにくの雨模様です。

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上の写真は、二見港と村の中心街
「おがさわら丸」が停泊しています。
繁忙期を除き、東京父島間に週1便が運航されています。


右は、二見港に隣接する大村海岸

東京から南に約1,000Km、小笠原諸島は大小30あまりの島々からなる海洋島です。
大陸と一度も陸続きになったことがないため、独自の進化を遂げた多くの固有の生きものや、それらが織りなす生態系を見ることができます。

「ボニンブルー」と呼ばれる独特の海の色や、クジラ、イルカ等の海の生きものとの出会い等、海の魅力にあふれた島々です。

また、原生状態を保つ亜熱帯のジャングルでは固有の動植物や鳥などの大自然の姿を楽しむことができます。

太平洋戦争時は、本土防衛の最前線として、父島にも陸海軍の部隊が配備され、現在もジャングルの中に多数の戦跡を見ることができます。

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[H25.05.20〜25]

今回は残念ながらクジラには出会えませんでした。

代わりに二見港の旅客待合所前の「ザトウクジラ」のオブジェでも・・・

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三日月山展望台から南側の景観、
手前が烏帽子岩、遠くが野羊山、この間が二見湾の入り口になります。

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