見晴らしの良い所で、ホット一息、休憩の時間です。
島内の戦跡を巡るツアーが用意されており、専門のガイドさんが懇切に説明してくれます。
司令部や通信隊などとして使われた多数の壕があり、内部の様子から戦時の過酷な生活の一端が伺えます。
この世の楽園とも言われる小笠原諸島の森の中には、もう一つの歴史があります。
太平洋戦争中、父島は本土防衛の最前線として陸海軍の部隊が配備され、要塞が築かれました。
終戦後70年近くが経過しましたが、深い森の木々に覆われた中にひっそりとその痕跡を残しています。
心安らぐ 小笠原の固有種「オオバシマムラサキ」の花を。
ムラサキシキブの仲間です。
森に咲く固有種の花々は、どれも地味な色合いで南国特有の派手さはありません。
競争相手が少ないため存在を強くアッピールする必要がないためとか、何か考えさせられますね。
海軍通信隊発電所
父島では地上戦こそありませんでしたが、空襲や艦砲射撃に対して激しい戦闘が行われたことと思います。
何処にでもこのような心ないことをする輩がいます。
情けないことです。
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