[ミラノ : ドゥオーモとダ・ヴィンチ]
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梅雨真最中の成田を離陸したミラノ行きJAL直行便は、約12時間の飛行でイタリア北部の町“ミラノ”の空港に着陸しました。

イタリアはサマータイムの時期で、夜も9時近くまで明るく、何となく違和感を感じます。

ミラノについては、ファションの町、サッカーの名門チームを擁する町程度の知識しかありませんでしたが、ミラノには、素晴らしいドゥオーモ(大聖堂)と、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があります。


左の写真は、ミラノのシンボルであるドゥオーモ(大聖堂)を近くの古い建物と共に写しました。
イタリアのゴシック建築を代表する大聖堂で、ローマのサンピエトロ大聖堂に次ぐ規模の建物です。
あまりにも大きすぎて全体をきれいに写すことはできませんでした。

多数の聖者像や小尖塔で飾られ、白く輝く外観の華麗さは素晴らしいものでした。
写真には写せませんでしたが、ステンドグラスや薔薇窓も見事でした。
小尖塔の彫刻、聖者像などにも目を見張ります。

完成までに500年もの歳月を費やしたそうです。
ミラノ第二の見ものは、「ダ・ヴィンチ・コード」で今話題のレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」です。
絵は、上の写真、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」の食堂に描かれています。
額に入れられた絵を想像していましたが、中に入ってびっくり、食堂の中で「最後の晩餐」が行われているように壁一面に描かれた壮大な壁画でした。(巾11m、高さ4mもあるそうです。)
以下、目に留まったミラノの街の風景を幾つかご紹介します。
ミラノの街にも路面電車が走っています。かなり古い車両も見掛けました。
街中に落書きが多いのにも驚きました。電車にもありました。さすが芸術?の国です。
右の写真は、1867年に建設された、ガラスと鉄でできた斬新なドーム型の天井を持つ「ガッレリーア・ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」です。重厚な建物に囲まれた素晴らしいアーケード街です。
イタリアといえば「ピノキオ」、土産物として人形をたくさん売っています。

街中のマンションには中庭のある家が多いようです。門の外からそっと庭を覗かせてもらいました。
ドゥオーモ(大聖堂)近くの公園の風景です。
真夏のように暑い天気でしたが、涼しげな木陰と歴史のありそうな噴水が印象的でした。
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