[シエナ : 美しいカンポ広場(2/2)]
赤褐色の建物が美しいシエナの丘の上に、ドゥオーモの鐘楼が聳え立っています。
白大理石と黒大理石を交互に積み重ねた縞模様が印象的です。丁度、修復中で美しい建物の正面は見ることができませんでした。

旅行中に幾つかのドゥオーモを見る機会がありましたが、それぞれに個性的な色大理石の配色が興味を引きました。


ドゥオーモから少し歩いたところに世界一美しい広場といわれるカンポ広場があります。
中世の古い建物に囲まれたどっしりとして落着いた空間でした。
観光地でありながら、市民が集う生活感を感じる広場です。
ドゥオーモ前の広場に、なぜかポルシェの一団が現れました。フアンクラブでしょうか?
左の写真はカンポ広場に面して建っている「マンジャの塔」(高さ88m)と市庁舎、中世には宮殿として使われていました。
上の写真は、カンポ広場を市庁舎側から見たものですが市庁舎を舞台とする円形劇場のような感じの広場です。
周囲を赤褐色の建物で囲まれ、市庁舎に向かって緩やかな下り傾斜になった貝殻状の広場です。
訪れた時は、シエナ最大の行事、パリオ(地区対抗競馬)の1週間前で、広場の周囲には防護柵と観客席が設けられていました。上の写真の平らな場所に砂を敷き詰め、裸馬に乗った地区代表が広場を3周します。
何でもありのかなり荒っぽい競技のようです。
市庁舎の向い側の噴水は「フォンテ・ガイア」
街中の風景です。
周りを煉瓦と石の建物に囲まれ、樹木1本生えているわけではありませんが、全体の雰囲気は柔らかく、暫くじっと座って居たい気持ちにさせる広場でした。
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