天気も最高でしたし、この村を散策していると何か気持ちがゆったりとしてきます。
[ 静かな田舎町 コッツウォルズ(その1) ]
コッツウォルズ(Cotswolds)は、ロンドンの西、約120kmに広がる丘陵地帯の総称です。
ここにはイギリスの昔ながらの田園風景が残っています。
栄えた中世の街並そのままに、蜂蜜色の家並みが残る、静かな村の雰囲気を楽しむ沢山の観光客が訪れています。
その中でも代表的な村
「ボートン・オン・ザ・ウォーター」(Bourton on the Water)と
「バイブリー」(Bibury)を訪れました。
まず、「ボートン・オン・ザ・ウォーター」
石積みの塀が続く静かな村の風景です。
村の真中を小さな川が流れ、そこに築200年と言われるかわいい石橋が架かっています。
川の両岸には洒落たレストランやカフェ、ショップ、ミュージアムなどがあります。
屋根や壁は、近場で採れるライムストーン(石灰石)を使って建てられ、この蜂蜜色の家並が落着いた村の雰囲気を作っています。
何処に行ってもきれいに花が飾られているのには感心しました。
独得の石積みの塀、最上段は必ず縦積みになっていました。
村の風景
左の家は、いわゆるB&B(Bed and Breakfast)のようです。
ちょうど上の写真の看板(空室あり)を出したところでした。
それにしても庭が良く手入れされていますね。
日本人の観光客は、数時間の間、静かな村の雰囲気を感じるだけでそそくさと次の観光地に向かいます。
川の辺で寛ぐ人々はゆっくり滞在するイギリスの観光客でしょうか。子供たちも沢山見かけましたので地元の人かもしれません。
この赤いポンプのようなものは何でしょうか?
フリーマーケット?
右の絵は、ネットでお知り合いになった“Fukuジーさん”が、コッツウォルズ地方をイメージされて描かれた作品です。
素敵な絵をありがとうございました。
お許しを得て掲載させていただきます。
なお、昨年はギリシャの「ナフパクトスのカフェ」を描いていただきました。