イギリスの風景
  [ 湖と自然の美しい湖水地方(その1) ]
イングランド北西部に広がる湖水地方は、ロマン派詩人ウィリアム・ワーズワースや「ピーター・ラビット」生みの親ビアトリクス・ポターが愛した自然の美しいところです。

のどかな湖が点在し、水上スポーツや湖畔の散策、自然を感じながらのウォーキングなどが楽しめる英国でも有数の観光地です。
その中で、グラスミアの町は詩人ワーズワースゆかりの地であり、住まいや博物館などがあります。
左の写真は、大半の作品がこの家で書かれたと言われるダヴ・コテージ(ワーズワースの生家)

壁に伸びる深紅のバラが印象的でした。
ネットのお友達 “Fuku-J”さんが湖水地方をイメージして素晴らしい絵に仕上げて下さいました。

これまでもギリシャの「ナフパクトスのカフェ」や英国の「コッツウォルズ」「ストラトフォード・アポン・エイボン」などの風景を描いていただきホームページを飾っています。
ありがとうございます。
[HOME]
ロンドン(1) ロンドン(2) ロンドン(3) コッツウォルズ(1) コッツウォルズ(2) ストーンヘンジ
ストラトフォード(1) ストラトフォード(2) エジンバラ(1) エジンバラ(2) エジンバラ(3) 湖水地方(1)
湖水地方(2) 風景色々(1) 風景色々(2) 完 結 編
[目次に戻る]
グラスミアの住宅
石の種類や積み方がコッツウォルズの住宅とは随分違います。
ワーズワースが亡くなる前の38年間を過したライダル・マウント
緑に囲まれた小高い丘の上に立つています。
ライダル・マウントからダヴ・コテージまで約一時間足らずの散策を楽しみました。
「ワーズワースの散歩道」として、ウォーキング・コースになっています。

ライダル湖を見ながら散歩道を歩きます。
詩人ウィリアム・ワーズワースについては、名前を知っている程度でその作品や業績などほとんど何も知りません。

ワーズワースが住んでいた頃の家並みや自然が、ほとんどそのまま残されているようですが、その素晴らしい自然の風景に触れて、多少なりとも詩人の心を感じることができたような気がします。
グラスミアの家並み
湖水地方は、世界的な環境保護活動発祥の地として知られています。

100年以上前に設立された環境保護団体「ナショナル・トラスト」が、自然や文化遺産を買取り、寄付やボランティアによって美しい環境や文化を昔のままに保護しています。
上の写真の花は、ジギタリス(フォックス・グローブ:狐の手袋)