ドイツ東部の都市“ドレスデン”は、ザクセン王国の首都として栄え、その美しい街並みは「エルベ川のフィレンツェ」と言われました。
第二次世界大戦末期の空爆により美しい街は壊滅的な被害を受けましたが、現在は歴史的建造物のほとんどが再建、修復され、中世の街並みが蘇っています。
左の写真は、旧市街に近いエルベ川沿いの展望テラスからの風景
エルベ川はプラハの中心を流れるヴルタヴァ川(モルダウ川)の下流になります。
上の写真は、旧市街の中心となる広場から見た宮廷教会ホーフキルヒェ、左の写真は、ドレスデン城のハウスマン塔
右の写真は宮廷教会ホーフキルヒェとカラフルな路面電車
左の写真は、歌劇場ゼンパーオーパー、中央正面の佇まいが素晴らしい建物です。
上の写真は、ドレスデン城の城壁の壁画「王者の行進」の一部です。歴代の君王がマイセン焼きのタイルで描かれています。
上の写真は、ツヴィンガー宮殿の中庭です。
右の写真は、街中の風景、停まっている車は、かの有名な旧東ドイツ製の国民車「トラバント」です。フアンクラブの集まりのようでした。
左の写真は、空爆で破壊され、最近、再建が完了した聖母教会フラウエンキルヒェ、瓦礫と化した10万個の破片を一つ一つ元の位置に復元する大変な努力が重ねられました。黒い石が元の石です。
上の写真は、ツヴィンガー宮殿の王冠の門です。
エルベ川沿いの展望テラスから宮廷教会ホーフキルヒェと遠くは歌劇場ゼンパーオーパー、右手はエルベ川です。
右の写真は、聖母教会の横に置かれていた再建に使用されなかった破片です。平和の大切さを物語っています。
上の写真は、展望テラスからエルベ川の上流方向を見たものです。観光船がたくさん係留されています。
左は、街中の様子です。かなり寒い日でしたが、屋外のカフェは賑わっていました。灯篭の様な物がいくつか見えますが、暖房機でした。外は寒いですよね。
左の写真は、街の風景と再建なった聖母教会フラウエンキルヒェです。これからクリスマスが近づくと賑やかになるようです。
ドレスデンについては、空爆で破壊された街程度の知識しかありませんでした。
ガイドの説明により、この文化と芸術の街がなぜ東京大空襲に匹敵する程の空爆を受けたのかを理解できました。改めて戦争の悲惨さを感じた次第です。