[ エーゲ海:エギナ島(1) ]
ギリシャの風景
島巡りの最後は、ピレウス港に一番近いエギナ島です。人口も多く、3島の中では最も町らしい雰囲気を持っています。

古代ギリシャでは、ポリス(都市国家)として栄え、1827年、ギリシャが独立したとき、2年間だけギリシャの首都になったこともあります。

この島の最大の見ものは、島の東部、丘の上に立つ「アフェア神殿」です。
アテネのパルテノン神殿より百年以上前の紀元前6世紀末から5世紀にかけて建てられたものです。
アルカイック期後期の最も優れた建築のひとつと言われています。

エギナで採れる茶色っぽい石灰岩でできていますが、保存状態もよく、神殿内部が2階建てになった複雑な形がよくわかります。
神殿の周りには土産物屋が一軒あるだけの静かなところです。
見たこともない花が咲いていました。
左の写真は、聖ネクタリオス修道院です。
ギリシャ正教の教会には全宇宙を示すドームがあります。
エギナの町は、海沿いに広がっています。
岸壁では小船が果物や野菜を売っています。
車も走り、観光客も多く、結構にぎやかな雰囲気でした。
神殿の柱は、円柱を積み重ねたものではなく、一体の柱が多いようです。
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