[ エーゲ海:イドラ島(1) ]
ポロス島を出港して次のイドラ港に向かいます。その間に昼食になります。
船はきれいで、サービスもまずまずでした。
約1時間の航海でイドラ島に入港します。
ポロス島と同じように、丘陵地の斜面にオレンジ色の屋根と白い家がびっしりと建っています。
海辺から離れて少し中に入ってみました。
左の写真は、これぞギリシャの家といったところでしょうか。白壁と窓枠は青色の家が割と多いようです。
左の写真は、イドラ港の入口にある要塞の跡です。
1821年にギリシャの独立戦争が始まりましたが、その時代のものと思われます。
この島は、自動車やバイクの乗り入れが禁止されています。馬、ロバ(それともラバ?)がその代わりを務めています。
町が静かで、ゆったりした気分になれるのは、車が走っていないからでしょうね。
町の中でペンキ塗りたてのような、真っ白な壁の家を見かけました。
ギリシャでは、町の景観を保つために、定期的に壁を塗っているようです。
上の写真は、波止場の近くにある博物館です。見る時間はありませんでした。
下の写真の船は、乗船したクルーズ船です。
1821年に始まったトルコからの独立戦争では、イドラ島の人々が、海上における戦闘で活躍した英雄的な島として知られています。
また、世界の芸術家の卵たちが集まる「芸術家の島」としても有名です。
静かな、のんびりした、心の癒される島です。