ギリシャ旅行は、古代アテネの栄光を象徴するパルテノン神殿から始まりました。
アクロポリスの坂道を、遺跡の間を登っていくと、眼の前にパルテノン神殿の威容が現れます。
堂々とした重量感のある、それでいて繊細な感じのする建物でした。
テレビや写真などで何回も眼にしてはいましたが、いざ実物の前に立つと、2500年の年月の経過になんともいえない感動を覚えました。
[ 古代都市:アテネ(1) ]
アクロポリスの一番高いところにギリシャの国旗が翻っていました。
三角形の山は、アクロポリスと並ぶアテネで一番高い「リカヴィトスの丘」(標高273m)です。
右の写真は、アクロポリスから北側を見下ろした風景です。手前に古代アゴラの神殿が見えます。
下の写真は、現在も演劇やコンサートにも使用されているイロド・アティコス音楽堂です。
パルテノン神殿のすぐ西側にある「エレクティオン」神殿です。ここには6体の少女像(実物は博物館にある)を柱とした柱廊が見えます。
アクロポリスから東側を見下ろした市街地、切り立った崖になっています。
「リカヴィトスの丘」と市街地の眺望です。赤屋根の古い家と新しい白いビルの町並みがよくわかります。
アテネは人口が400万人以上の大都会です。
ギリシャの人口が1000万人程度ですから、その過密度がわかります。
車の廃棄ガスによる公害がひどく、雲ひとつない晴天ですが、なんとなく青空がすっきりしませんね。