[デルフィ博物館:デルフィ(3)]
ギリシャの風景
デルフィ遺跡に隣接して、ギリシャでも有数のコレクションを誇る「デルフィ博物館」があります。
各地からの奉納品や神殿のレリーフ等、貴重な品々が展示されています。

主な展示品をご紹介します。
世界的にも有名な展示品があります。


左の写真は、博物館のエントランス、下の写真は、全景です。周囲の景観を損なわないように建てられています。
博物館に入ってすぐの所にある2体のクーロス(青年像)は、人体の美を追求したアルカイック期(紀元前6世紀)の作品です。左足を前に出した姿勢、アルカイック・スマイル、頭髪の飾りなどの特徴があります。
神殿を飾っていたレリーフと、右はアポロ神殿前に立っていた柱の柱頭を飾っていた「三人の踊り子像」(紀元前4世紀)、細かい彫刻がなされ、とても優雅な感じです。
上の写真は、竪琴を弾く音楽の神「アポロン」を描いた盃(紀元前5世紀)
右の写真は、スフィンクスの石像(紀元前6世紀)、獅子の体に鷲の羽根、人間の女の上半身を持つ怪物です。辺りを威圧するように立っていました
この博物館の見ものの一つ、世界の中心を示す石、「大地のへそ(オンファロス)」です。白い部分は復元されたところです。
次はギリシャの至宝、青銅製の二輪戦車の「馭者像」です。ギリシャの男性彫像の中でも屈指の美男像です。この像を見に訪れる女性が多いそうです。
古代ギリシャの「イケメン馭者」をご覧ください。正面、後ろ姿、横顔、斜めとしっかり写してきました。
頭のてっぺんから、足の爪先まで、そして着衣も実にリアルに表現されています。紀元前5世紀に創られた像を、今こうして見ることができるのは素晴らしいことです。
二輪戦車と馭者の想像図です。
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