[オリンピック発祥の地:オリンピア(2)]
ギリシャの風景
朝方のやわらかい光の中に、2500年以上昔の建物跡が広がる光景は、本当に神秘的で感動します。
遺跡の奥まったところに古代オリンピック競技が行われたスタジアムがあります。アーチは入場門です。
左の写真は、スタジアムの中、スタート地点からゴール方向を見たものです。トラックの長さ192m、幅30m、両側の斜面が観客席です。
イオニア式の柱の土台が多数残っているレオニデオン(宿泊所)の遺跡
右の写真は、比較的よく残っているパレストラ(闘技場)の列柱
オリンピアはデルフィと並ぶ古代ギリシャを代表する聖地ですが、デルフィの峻厳な雰囲気とは異なり、緑と花に囲まれたのどかな心休まる遺跡でした。

デルフィ遺跡もそうでしたが、オリンピア遺跡も復元されている建物は殆ど無く、自然のままの姿に残されています。また、見物用の通路や余分な案内板なども殆どありません。
これらの自然のままの環境が、遺跡の中にいるとより一層、神秘的な感動を与えるのかもしれません。

左の写真は、遺跡の入口、遺跡見物を終えた観光客が一休みしています。
著名な世界遺産の観光地とは思えない静寂な雰囲気です。

春の花の咲くオリンピア遺跡は、本当に素晴らしい風景でした。
石灰岩の無数の巨大な円柱が横たわる姿は、かつての壮大な神殿を想像させてくれます。
ギムナシオン(体育練習場)の柱列

オリンピア競技の前には競技者は認定を受けるため、ここで練習をしていたようです。
色々な花が咲いていましたが、残念ながら花の名前がよくわかりません。小さな赤い花がたくさん咲いていました。
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