[オリンピック発祥の地:オリンピア(1)]
ギリシャの風景
オリンピック発祥の地「オリンピア」を訪ねました。

オリンピア遺跡のある町「オリンピア」は、こじんまりとした静かな町でした。宿泊したホテルは町に近い小高い丘の上にあります。

日の出少し前、ホテルの近くを散歩しました。

町は朝霧に包まれ、幻想的な朝の風景を見ることができました。
日が昇り赤い屋根に日が当たっていますが、低い所はまだ靄がかかっています。
左の写真は、町とは反対の方向ですが、まだ霧に霞んでいます。
町のすぐ近くにオリンピア遺跡はあります。
遺跡で最も有名な場所は、ヘラ神殿です。紀元前600年頃に造られたものです。
4年に一度、オリンピックの聖火はここで採火され、会場までリレーされます。(手前の綱で囲まれた遺跡)
遺跡は広い森の中に広がっています。ほとんどが土台や柱の一部だけですが、なんともいえない神秘的な雰囲気を感じさせます。
遺跡の間に、小さな花々が無数に咲き、春のオリンピアを彩っています。
森の木々と点在する遺跡が静寂な雰囲気を醸し出しています。

木々の向こうはゼウス神殿の遺跡です。紀元前5世紀頃に建てられたものですが、地震により崩壊後、復元されていません。巨大な円柱の残骸が無数に転がっています。
アテネのパルテノン神殿に匹敵する壮大な神殿でした。
オリンピック競技は紀元前7世紀ごろから約1200年にわたって行われました。
厳しい訓練の末、選ばれた競技者が、ポリス(都市国家)の名誉を懸けて戦いました。

遺跡からその様子を想像することは困難ですが、この遺跡の中にいると「兵どもが夢の後」を強く感じさせます。
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