平成15年10月にトルコに遊びに行ってきました。
長い歴史と多様な文化、素晴らしい景色、そして昔の日本を思い起こさせるような懐かしさと、親しみを感じる国でした。
出合った景色を中心にご紹介していきます。
あわただしいパック旅行なので、ゆっくり撮影スポットを選択する余裕がありませんでした。(これは言い訳です。)
出発地はトルコ最大の都市、イスタンブール、新旧入り混じった、なんとも不思議な街でした。
最初の見ものはイスラムの象徴モスクです。ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャミイです。中に入るとその巨大さと装飾の見事なのに圧倒されます。
アヤソフィヤ博物館
ギリシャ正教の大本山として建設され、後にイスラムのジャミィに姿を変えたイスタンブールを象徴する建物。
現在は博物館となっています。
いたるところに遺跡が見受けられます。イスタンブールは、遺跡と共に生きる遺跡の街です。
写真は、かってイスタンブール(コンスタンチノープル)を護るために周囲を取り囲んだ城壁の一部です。
すぐ隣に、ローマ時代の大競技場跡「ヒッポドローム」があります。
ここにはエジプトから運ばれたオベリスク(右写真)など3本が建っています。
内部には、有名なキリストのモザイク画など多くが残されており、一部は見ることもできます。
1500年も前にこのような巨大な建造物が造られたことに驚きます。
東ローマ帝国そしてオスマントルコの首都として栄えたイスタンブールは、東洋と西洋の入り混じった不思議な魅力のある街と言われています。
駆け足の観光旅行では何も分かりませんが、雰囲気だけでも味わ得ればと思います。
左は、アヤソフィヤ博物館の内部です。キリスト教とイスラム教が同居しています。