トルコの風景
(トルコの首都:アンカラ
トルコ共和国の首都「アンカラ」
トルコ建国の父 ケマル・アタチュルクが1923年、共和国の建国と同時に首都に定めました。

近代的な都市として整備されていますが、アンカラの歴史は古く、街の中にローマ時代の遺跡が残されています。
アンカラではあまり時間がありませんでしたが、アタチュルク廟、アナトリア文明博物館、アンカラ城を観ることができました。

左は、アタチュルク廟の正面入口です。衛兵と比べるとその巨大さがわかります。国民のアタチュルクに対する気持ちが表れている建物です。

トルコは、オスマン朝の末期、第一次世界大戦でドイツ側につき敗戦国となりました。戦後、西欧の列強による国土分割の危機からトルコを救ったのがオスマン朝の将軍であったアタチュルクです。トルコ共和国の初代大統領となり、トルコの近代化を推進しました。
右は、アタチュルク廟の全容です。この中にアタチュルクの墓が安置されています。
下は、廟を守る海軍の兵士と市内のモスクです。廟は市内を見下ろす高台にあります。
左は、廟の参道です。両側にライオンの像が並んでいます。
廟の敷地はかなり広く、アタチュルク大統領の遺品等が展示されている博物館もあります。
右は、博物館の廊下です。
下は、市内の風景です。
右は、アナトリア文明博物館です。もともとは隊商宿として建てられた古い建物を博物館に改装したものです。旧石器時代からの古い遺物が展示されている有名な博物館です。
アンカラからイスタンブールまで、夜行寝台特急に乗りました。
昔は寝台車をよく利用したものですが、最近はすっかり飛行機に変わってしまいました。
久しぶりの寝台車は、2人用のコンパートメントでなかなか快適でした。

右は、アンカラ駅の切符売り場です。形が珍しいので写しました。丸いテーブルは何に使うのでしょうか?
夜10時過ぎでしたが、閑散としていました。首都の中央駅とはとても思えません。列車を利用するのは観光客だけのようです。

アンカラ駅のホームの様子です。
停車している列車が今回乗車したイスタンブール行きの寝台列車です。
室内には、洗面所、冷蔵庫があり、広さもまあまあでした。
イスタンブールまで、約9時間の列車の旅でした。
アンカラ城近くの住宅です。かなり古い家のようですが、トルコの特徴的な2階に出窓のある建物です。アンカラ城に行く途中、このような家が石畳の狭い道の両側に並んでいました。
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イスタンブール
(その1)
ブルサ ベルガマ
(その1)
ベルガマ
(その2)
エフェス
(その1)
エフェス
(その2)
一休み パムッカレ ヒエラポリス アンタルヤ
アスペンドス コンヤ カッパドキア
(その1)
カッパドキア
(その2)
一休み アンカラ イスタンブール
(その2)
イスタンブール
(その3)
イスタンブール
(その4)
完結編