トルコの風景
(ベルガマ その2)
アクロポリスをはるかに望むところに、古代の総合医療センターであるアスクレピオンがあります。

左の写真は医療センターに入っていく聖なる道です。両側に建つ柱は殆ど原形を留めていませんが、柱の列と石畳は当時の姿を十分に思い起こさせてくれます。

後ろの山はアクロポリスです。頂上にトラヤヌス神殿の遺跡が見えます。
上と右の写真は、診療所の一部です。
左は、医療センターにある劇場の座席と階段です。座席の端にはライオンの頭の形をした彫刻が施されています。
演劇や音楽も治療の一環として使われていたようです。
右と下の写真は、アクロポリスからあまり遠くないところに「赤い館」(セラピス神殿)と言う遺跡があります。赤いと言うより濃いエンジ色の美しい遺跡です。建物の屋根は殆どありませんが、周囲の壁が残っています。
遺跡の前にある絨毯屋です。
夕方近く、太陽が低くなって、絨毯全体に日を浴びてとても鮮やかな景色でした。
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イスタンブール
(その1)
ブルサ ベルガマ
(その1)
ベルガマ
(その2)
エフェス
(その1)
エフェス
(その2)
一休み パムッカレ ヒエラポリス アンタルヤ
アスペンドス コンヤ カッパドキア
(その1)
カッパドキア
(その2)
一休み アンカラ イスタンブール
(その2)
イスタンブール
(その3)
イスタンブール
(その4)
完結編
古代ギリシャからローマと悠久の歴史を残す遺跡の数々、2000年以上も前に、人の手によって造られたことに感動しました。


ペルガモンのアクロポリスには、当時、壮大な神殿がありました。神殿は、ドイツが発掘し本国に持ち帰りました。現在、ベルリンの「ペルガモン博物館」に復元されています。

機会があれば見てみたいですね。