(アナトリアの古都:コンヤ)
地中海のリゾート地 アンタルヤからカッパドキヤへの途中にアナトリア中部の中心都市「コンヤ」があります。
紀元前からの歴史のある古い街です。
13世紀イスラム神秘主義の一派、メヴレヴィー教団の創始者メヴラーナの霊廟があることで有名です。
現在はメヴラーナ博物館として一般公開されています。緑色の特徴のある円錐形の塔と、緑色の飾りのあるミナーレが印象的です。
廟内にはメヴラーナの棺をはじめ多数の棺が並んでいます。内部の装飾は絢爛豪華な物ですが、何となく東洋風の感じの物も見受けられます。
建物や窓の形などが変化に富んでいます。それぞれ何か意味があるのでしょうね。
コンヤからカッパドキアに至る道路の両側は、写真のような山が続く高原地帯です。昔はシルクロードの一部であり、隊商宿が所々に残っています。
所々にサービスステーションがあり、バスはそこでガソリンの補給、窓の清掃を、お客は休憩したり、土産物を買ったりしています。
荒涼とした高原にも、所々に赤茶色の屋根の小さな町とモスクがあり、花が咲いています。
博物館近くの土産物店をのぞいてみました。
バスの窓から次々と移り変わる景色を見ていると退屈しません。
日本ではあまり見ることのない荒涼とした岩山や草原が続きます。