トルコの風景
(エフェス その2)
山の斜面を利用した収容人員2万5千人の大劇場、ここで剣士と猛獣の戦いも行われたそうです。
どこの遺跡にも大きな半円形の劇場が見られますが、古代ギリシャやローマ時代の人々はよほど演劇や音楽が好きだったとみえます。宗教的な儀式や、市民の集会にも使われていたようです。
大きな木は少なく、岩山のような地形と、白や灰色の遺跡の中に鮮やかな色を求めましたが、なかなか見つかりませんでした。右はやっと見つけた紅葉?です。
(その1)でご紹介したケルスス図書館、ハドリアヌス神殿、上右のトラヤヌスの泉、上左の写真といい、同じ場所にも様々な形の変化のある屋根(門)が見られます。
考古学の知識がないのでどのような意味があるのか分からないのは残念です。
ディオニソスの像
(エフェス考古学博物館)
右は、大劇場から真っ直ぐ海に向かって延びる「港通り」。昔はすぐ近くまでエーゲ海が迫っていたようです。
大理石で舗装された道の中央部分は幅11メートル、長さ500メートルの道路沿いには商店が並び、街灯も灯されていたと言われます。
遺跡に見られる種々のレリーフ、それぞれに意味をこめて彫られたものと思われますが、足早に通り過ぎる観光旅行ではゆっくり見ている暇がありません。
もう一度、説明を聞きながらじっくり見てみたいものです。

左の写真は、エフェス考古学博物館の入口です。
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イスタンブール
(その1)
ブルサ ベルガマ
(その1)
ベルガマ
(その2)
エフェス
(その1)
エフェス
(その2)
一休み パムッカレ ヒエラポリス アンタルヤ
アスペンドス コンヤ カッパドキア
(その1)
カッパドキア
(その2)
一休み アンカラ イスタンブール
(その2)
イスタンブール
(その3)
イスタンブール
(その4)
完結編