(奇景:カッパドキア(その1))
世界遺産に登録されている奇景「カッパドキア」
トルコと言えば「イスタンブール」と並んでトルコを代表する名所の一つです。
広大な地域に、自然が長い間に創り上げた不思議な景色が広がります。
僅か一日半程度の日程では、ほんの一部を見たに過ぎませんが、それでもこの景色にはなんとも言えない感動を覚えます。
それは単なる自然の創りだす景色の裏に、ここを住み家にしたキリスト教徒の受難の歴史があるからでしょうか。
ここの岩はやわらかく、掘り易いため、住居として利用していたようです。
現在は住んでいる人はいないようですが、洞窟ホテルや洞窟レストランとして使われているものもあります。
訪れたのは10月の初めですが、コスモスが咲いていました。宿泊したホテルの庭には、葡萄と真っ赤な林檎がなり、木の下には朝顔が咲いていました。かなりの高地で季節の変化が日本と一寸違うようです。
観光地に土産物屋は付き物です。絵葉書は12枚が一組で1ドルです。米ドルがあれば買い物には不自由しません。
「らくだ岩」です。あちこちの岩にはそれぞれ名前が付いていましたがとても覚えきれません。
昼食をとった洞窟レストランです。机や椅子が岩を削って作られています。
岩の形状、色彩が変化に富んでいます。これに朝夕の光の変化が加われば更に幻想的な風景になることでしょう。
これぞカッパドキアという定番の風景です。
特徴的な色々な形の岩も面白いのですが、広大な地域がこのような得意な地形をしているところに自然の不思議さを感じます。