(完結編:さよならトルコ)
トルコの風景
「トルコの風景」の完結編として、旅行の途中で見かけた人々をご紹介します。
バスによる団体旅行ですから、町の人々と触れ合う機会はほとんどありません。多くが、観光地の周りの人々です。
そんな中から何故か印象に残っている幾つかをご紹介します。


左はバスに手を振ってくれた女学生です。笑顔が素晴らしいと思いますが、注目したのはその服装、容儀です。有名私立女子校の生徒といったところでしょうか。
最近見かける学生の服装、態度の酷さを見るにつけ、トルコのそれもかなり田舎の道端で出会った風景に感激したのかもしれません。
「3枚千円」と言う声が耳に残っています。観光地の土産物屋は、日本円と米ドルがあればすべて事足ります。トルコリラは何処へいったのでしょうか。
右の写真は、朝の公園の風景です。仕事の前の一休みでしょうか、それとも仕事がないのでしょうか。ガイドさんの話によれば、かつてドイツに仕事を求めて300万人近くの人が移住したとか。
レース編みをしながら、商品を並べて売っています。女性のお客さんが結構買っていました。トルコは綿の産地ですから繊維製品の店が多いですね。
カッパドキアでの風景です。ロバに乗った親子連れが通りかかりました。トルコ人の祖先は遊牧民ですが、そんな雰囲気を感じさせる風景でした。
下は、絵皿を売っている店のお兄さんです。ブルーと赤茶色系が多いようです。なかなか格好の良いお兄さんでした。
じゅうたん織りのデモと展示の光景です。流暢な日本語で熱心に説明してくれました。イラク戦争で観光客が少なくなって2,3ヶ月給料を貰っていないと、売り子が嘆いていましたが、結局誰も買わなかったようです。
右の写真は、イスタンブール、ガラタ橋近くの靴磨きのおじさんです。磨き上げた金色の道具箱が誇りです。料金は2ドルでした。
下は、土産物屋の少年です。可愛い子ですね。
10日間のトルコ旅行は、見るもの聞くものすべてが珍しく、まさに異国の体験でした。雨男と言われている私が、好天と良いガイドに恵まれたのは、参加者の皆さんの行いが良かったからでしょうね。最後の写真は、トルコ航空機の鮮やかな垂直尾翼です。トルコの国旗もそうですが、赤と白の日の丸に似たイメージです。何となく親近感があるのはこの色使いによるのでしょうか。

長々と続いた「トルコの風景」を観て頂きありがとうございました。         [完]

トルコ最後の夜は、定番のベリーダンスのディナーショウです。
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イスタンブール
(その1)
ブルサ ベルガマ
(その1)
ベルガマ
(その2)
エフェス
(その1)
エフェス
(その2)
一休み パムッカレ ヒエラポリス アンタルヤ
アスペンドス コンヤ カッパドキア
(その1)
カッパドキア
(その2)
一休み アンカラ イスタンブール
(その2)
イスタンブール
(その3)
イスタンブール
(その4)
完結編